起業後のバックオフィス業務はどうするべき?
スタートアップ支援 2024.02.26目次
起業後のバックオフィス業務は企業の成長と安定に欠かせない要素です。一般的には、小規模企業では社長自らがこれらの業務を担当することが多いですが、そのまま続けることには大きな問題があります。
社長がバックオフィス業務を行う場合
多くの場合、社長がバックオフィス業務を行う主な理由は、お金を任せられないことや、人件費が高くつくことが挙げられます。しかし、社長が管理業務に時間を費やすことで本業のスピードが低下し、また管理業務の優先度が低く、管理体制が整っていないという問題があります。実際に、知人の会社では社長が管理業務を行っていますが、その結果、管理体制が整っておらず、業務効率が低下しています。
社長が行うケースの問題点
・管理業務の優先度が低く、管理体制が整っていない。
・社長が管理業務に時間を費やすことで本業のスピードが低下する。
・成長に伴い、管理業務の負担が増え、業務効率が低下する。
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バックオフィスの強化タイミング
バックオフィスの強化タイミングは企業の成長段階や業務負荷に応じて異なりますが、一般的な考え方を紹介します。
業務負荷の増加
・業務量が急速に増え、社長や創業者の時間が管理業務に費やされるようになった場合。
・漏れやミスが増え、業務の効率性が低下している場合。
事業拡大の準備
・新たな市場への進出や事業拡大を計画している場合。
・人材採用や新規プロジェクトの立ち上げに伴い、管理業務の負荷が増える見込みがある場合。
組織の成熟度
・企業の組織が成熟し、経営陣や社員の専門性が高まり、バックオフィス業務に専門知識が求められるようになった場合。
・組織が拡大し、業務の多様化や複雑化が進んでいる場合。
効率化の必要性
・業務プロセスの改善や効率化が必要とされる時。
・従業員の業務負荷が増え、作業効率が低下している場合。
リスク管理の必要性
・経営リスクや法的リスクが増加し、適切なリスク管理体制が必要とされる場合。
・会計・財務管理や法務業務が複雑化し、専門知識を要するようになった場合。
これらの要因が見られる場合には、バックオフィスの強化を検討するタイミングと言えます。企業が成長し、事業展開が進むにつれて、適切なバックオフィスの体制が整備されることが、持続可能な成長と安定した経営を実現するために重要です。
バックオフィスの強化方法
経理総務人材の採用
バックオフィスの強化方法としては、経理総務人材の採用や経理代行への依頼が挙げられます。経理総務人材はオールラウンドプレーヤーが理想的であり、経理だけでなく幅広い業務をこなせる人材を採用することが重要です。
経理代行等への依頼
経理代行等への依頼もコストを抑えるための方法として選択肢に挙げられますが、代行会社の能力やサービス範囲には注意が必要です。
一方で、避けるべきこととして、経験のない従業員を管理担当者に任命することが挙げられます。
優秀な人材であっても、経験がない場合はコストパフォーマンスが低下する可能性があります。
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まとめ
バックオフィスの強化は会社の成長にとって不可欠です。社長が業務に時間を費やすことで、本業の成長が阻害されることがあるため、適切なタイミングでバックオフィスの強化を検討することが重要です。
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