個人事業者より法人化の方がお得な理由
スタートアップ支援 2024.01.19目次
インボイス制度の導入、経済が不安定な今、個人事業主と法人経営者はそれぞれな課題に直面していますが、個人事業主より、法人経営の方が税制面やビジネスの健全性において多くのメリットがあります。本記事では、なぜ個人事業主よりも法人の方がお得なのか、その理由を説明します。
資産保護と責任の分散
法人の場合
会社の連帯保証人ではない限り、会社の負債の責任は取られません。
個人事業主の場合
個人の財産を持ち出したり、破産したりしてでもその返済処理を行わなければなりません。
法人設立は、個人の財産を保護する効果があります。同時に、個人事業主が抱える個人責任とは異なり、法人責任においては責任が分散されるため、リスクの軽減が期待できます。これは、企業の信頼性向上とビジネス機会の拡大に繋がります。
税制面でのメリット
法人税と個人事業主の所得税は異なるルールに基づいています。法人税率が一般的に低いことや、節税のための手段が豊富であることが、法人経営の魅力の一因です。また、法人経営者には特典や優遇制度が提供されることもあります。詳しくは無料相談で説明させていただきます。
個人事業主の所得税は累進課税となり、最大の税率は45%です。具体的には、所得が900万円以上になると税率が33%となり、所得が増えるほど税率も上昇します。一方で、法人税の場合は所得が800万円以下なら税率が15%であり、800万円以上になると税率が23.2%に上がります。このため、法人設立による節税効果は高くなります。
参考資料:国税庁-所得税の税率
赤字を繰越できる期間
繰越控除期間の10年のうち、利益がでた年に赤字と黒字を相殺するため、利益がでた年の課税所得を減らし、節税につなげることができます。
法人は決算月を自由に決められる
個人事業主の場合、法律によって事業年度は1月~12月と決められているので、決算月は12月となりますが、
法人の場合は、事業年度の決算月を自由に設定できます。
繁忙期と決算月が重ならないように、都合に合わせて調整することができます。
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資金調達の容易さ(社会的な信用度UP)
法人経営者は、銀行や投資家からの資金調達がしやすくなります。法人はビジネスローンやクレジットの選択肢が広がり、個人事業主とは契約を結ばない企業、投資家やパートナーを引きやすくなります。これにより、事業拡大や新たなプロジェクトの実施が可能になります。
また、法務局に提出した内容は閲覧できるため、法人としての責任が発生し、社会的な信用度の向上し、事業を拡大する上で大きなメリットがあります。
事業の成長と持続可能性
法人経営は事業の拡大と持続可能性を強化します。
大規模プロジェクトへの参加や国際的な展開がしやすくなり、法人の信頼性がビジネスネットワーク構築に寄与します。これにより、長期的な成功と安定性が見込まれます。
まとめ
インボイス制度の実施によって、個人事業主には不利な状況になった今、個人事業者から法人経営への移行は、税制メリットや資産保護、資金調達の容易さ、従業員の雇用メリットなど、多岐にわたる利点が期待できます。これらのメリットを上手に活用することで、総合的なビジネス効率が向上し、経済的な安定性が確保されるでしょう。
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