福祉車両のメンテナンス: 安全と長寿命を確保するための要点
福祉車両 2023.07.26
車いすを乗せる自動車(福祉車両)を購入後、毎日の送迎・リフトなどを使用し続けて、一般的な自動車より負担が大きいです。今故障していなくても、知らないうちにどこかの部分が劣化しているかもしれません。ですので日常のメンテナンスが大事です。
目次
日頃のメンテナンスが大事
福祉車両も機械ですから、日頃のメンテナンスを怠ると故障の原因になります。しかし、間違ったメンテナンスは同様に故障のもとになります。基本的なメンテナンスは掃除程度までと思ってください。
多くの福祉車両で不具合の原因になりやすいのが、可動部分へ異物が収まることです。リフトタイプはグリスが塗布されている箇所も多く、そこに小石などが入り込み、操作時に噛み込んだりすることがよくあります。スロープタイプのものは、折りたたみ式はヒンジ部分、スライド式はスライド部分への噛み込みが多く見られます。
そうした部分の異物を取り除くとともに、フロア部分の掃除を日常的にすることがトラブルを未然に防ぎます。
また、大切なのは、ご自身で不要なメンテナンスはしないことです。間違った部位への給油などは、事故の原因にもなります。
可動部分への小石等の挟み込み
小石など見つけたら、できるかぎり早く取り除きましょう。もしすでに挟み込んでしまった場合は、無理をせずに福祉車両専門の整備士に頼みましょう。一つの小石でも、大きな事故のもとになるかもしれません。
機器の音、ニオイ、振動をチェック
普段から正常に動いているときの音や振動などを覚えておきましょう。その状態と違うときは、販売店に連絡しましょう。なぜならニオイも故障を察知するための大切な情報となります。異様を感じましたら、メンテナンスを行いましょう。
無理に福祉車両の修理はしないように
障がい者や車いすなどを扱う機械は命にかかわる重要なものですので、知識のない利用者が修理するのは危険です。車に問題を感じた場合は、専門家に確認し、修理してもらいましょう。また、正常な状態をよく覚えておき、日常的な掃除を心がけることが福祉車両を長持ちさせる秘訣です。故障が少なくなれば、コストを抑えつつ安全な送迎を日々行えます。
弊社は福祉車両専門店フクシィの正規代理店を運営しております。
様々なタイプの福祉車両を福祉車両取扱士が丁寧にご提案いたします。
少しでもお悩みがある場合は、お気軽にお問い合わせください。
ご相談・お見積もりは無料です。
お気軽にご相談ください!
おすすめ記事
ご相談・お見積もりは無料です。 お気軽にご相談ください!